K-CRC 株式会社 金沢適応カウンセリング&研究センター

Guidance
ご案内

金沢適応カウンセリング&研究センターでは、日常生活における
不全感(ふさぎ込み、出不精、口ゲンカが絶えない、退学・休職など)を抱える方達に、
自分を発見し、「自信」につながるカウンセリング・サービスをご提供しております。

7年目のご挨拶

2020年9月21日で、当センターは7年目を迎えました。
お陰さまで毎年少しづつ充実していき、コンテンツも時間枠も融通がきくようになってきました。今年はコロナ禍があり、遠隔を含め距離の持ち方がキーワードの1つですね。従来は敬遠されていた“直接対面しない“心理カウンセリングが、今年は次善策として容認されるようになりました。色々なやり方があるのは良いなと思います。真剣勝負のような緊迫感あるセッションもあるかも知れませんが、テンション低めでゆるっと話したい時もあるでしょう。画面の向こうに居る距離感が、安心につながる場合もあるかも知れませんね。

遠隔と言っても、心理師による電話カウンセリングを実施しない方針は変わりません。その代わり、電話相談員が担当させて頂いております。電話相談には電話相談の専門性があり、対応の姿勢が心理師とは異なる部分があります。親身に聴いてほしい、小うるさい事は言われたくない、あれこれ尋ねられたくない、という時は電話相談の方がいいかも知れません。逆に、問題を整理したい、今後の方針を考えたい、心理療法や心理テストに興味がある、という場合は心理カウンセリングをお勧めします。 どちらにしようか迷われたら、まず電話でお問い合わせ下さいね。

今年は春先から、残念ながらグループセッションをお休みさせて頂いてます。せっかく顔馴染みになった人同士が会える機会がお預け状態になってしまい、私も残念に思っています。今後どのようにグループセッションを再開できるか、前向きに考えているところです。

当センターのスタッフも充実させたいのですが、、、心理師としての専門性がどんなに高くても、公共性の高い病院や学校やお役所以外の、一般社会での経験も豊富であってほしいと強く思います。例えば、平日の9時ー5時しかセッションをお受けしませんとか、予約変更などに所定の手続きをたくさん設けるとかは、きちんとした印象があるかも知れませんが実用面では当センターには向いていないように思います。また、インターネットリテラシーなど情報倫理は現代に必須です。他には、クライエントに対しては心理業務の倫理は守るのに、内輪のカウンセラーの中でマウントを取ったり、反対に集団圧力に簡単に負けたりなども、心理職の姿勢として頂けません。なので、心理学以外の幅広い知見や経験と多方面への関心を持つ公認心理師(国家資格)がいらっしゃるといいなと思っています。私がスタッフに対して高望みしてしまうのは、クライエント(ご利用者、お客さま)に直接しかも深く関わることだからです。高望みさせて下さい (^^ゞ

当センターの新しい取組みとしては、「パーソナリティ・チューニング」の名称が特許庁から知的財産権を認められました。これは特別な心理療法ではなく、少しずつの工夫をいくつか取り入れて普段の職業生活や学校生活、家庭生活をもう少し過ごし易くしてみよう!というものです。認知行動療法や性格特性のチェック、大切にしている信念、ストレス軽減方法など、ご自身の色々な部分を微修正しつつ周囲と折り合いを付けていきます。難しくはありません。多少の辛抱は必要ですが。現実的なゴールを設定して、一緒に考えて取り組み、一緒に振り返ってまた考え、望む状態に持って行こうと工夫します。こういった合目的的なケアは、自身を深く見つめる系の心理療法に取り組む前に試してみられるのがお勧めです。

他方、これまでにご自身の心理的ケアに取り組まれたものの、そうじゃなくて問題はもっと本質的な部分なんだよ!という感覚をお持ちになった方で、時間をかけて根気良く取り組む覚悟がおありの場合は、そのようにおっしゃって下さいね。「スキーマ療法」という複合的な、根気と時間が必要な、深い部分に関わるセラピーもあります。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

金沢適応カウンセリング&研究センター
代表取締役/公認心理師 長尾紀久子

株式会社 金沢適応カウンセリング&研究センター

〒920-0909 石川県金沢市袋町1-1 ルキューブ金沢4階 TEL.076-255-1245

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